注文住宅の支払いスケジュール

注文住宅は高額になると言われていますので、トータル金額がとても気になります。多くは予算内に収めるためにいくつかの部分で調整を行い、こだわりの部分だけにお金をかけてその他は材料や設備を妥協します。全てを理想通りに行おうとすると驚くほどの金額になり、住宅ローンで借りられる額を大幅にオーバーしてしまうことがありますし、返済できる範囲内だとしても月々の返済が重くなり負担です。それを避けるために何度も話し合いを行いますので、打ち合わせはとても重要であることが分かります。

実は注文住宅を建てる時の費用は、一度に全てを支払うわけではありません。いくつかのタイミングで払うようになっていて、最初の支払いは申込金です。これは手付金と呼ばれることもありますが、建築費用の10%程度が相場になっています。申込金の最高額は10%までとなっていますので、これ以上になることはありません。

その後は中間金と残代金を支払うタイミングがあります。注文住宅の中間金は、着工した時と着工中につなぎ融資を利用しながら、建築費用の30%程度を2回に分けて支払います。つなぎ融資を利用しないこともありますが、大半は利用するようです。竣工事には残りのお金を払うのですがこの時の30%程度は住宅ローンを利用します。

つなぎ融資は住宅ローンが実行された時に返済することで一時的に借りられるローンであり、土地を購入する時の代金の支払いや住み替えの時の旧宅が売れるまでの費用にも利用できます。

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